セイコークロックが対局用置時計を復刻発売
将棋・囲碁などの「持ち時間」を計測

セイコークロックは、将棋・囲碁・チェスなどのボードゲームの持ち時間計測に便利なアナログ式の置時計「対局」(BZ361L)を2020年3月19日(木)より販売する。

10代の若手棋士の活躍などにより競技人口が増加している将棋界。その対局で欠かせないのが、「持ち時間」(対局に使用できる時間)を計測する置時計だ。

▲旧モデル:(左)QZ520と(右)QZ568

しかし、この対局時計も現在ではデジタル式が主流で、プロの対局ではタブレット端末を使用する場合も多い。また、前モデル「QZ568」は、2011年に終売となっていたそうだ。

だが、昨今の将棋人気を受けて復刻。1982年発売のオリジナルモデル「QZ520」、後継となる1985年発売の「QZ568」のデザインを踏襲し、シンプルな操作性もそのままだ。

文字板は、装飾を廃したシンプルで明瞭な目盛りと数字を最適に配置して、読み取りやすさを最重視。針は分針の先端を尖らせ、さらに文字板側に曲げて針の先端が文字板に近づくようにしているので、時計を斜めから見ても針が指す位置が明確にわかるという。また、秒車には十字型の稜線を設け、どちらの時計が動いているかが光の反射で瞬時に分かるようになっている。

▲本体裏面の電池残量表示はLEDの点灯色で交換時期を通知

公益社団法人 日本将棋連盟推薦で、価格は13,200円(税込)。テレビで見たことはあるけど使ったことはないという人も多いはず。ボードゲームの雰囲気を盛り上げるのにも最適だろう。End