NEWS | サウンド / プロダクト
2020.02.18 17:18
ローランドは、長年の電子ドラム開発で培った技術を駆使し、さまざまな種類の太鼓の演奏が可能な電子和太鼓「TAIKO-1」を、2020年夏に発売する。
太鼓芸能集団「鼓童」の協力のもと、電子和太鼓への取り組みを進め、2017年に初の試作機を製作。その後も、ローランドの技術やノウハウを注ぎ込み、さらなる構造の改良や軽量化をはかり、このたび世界初の担ぎ桶スタイルの電子和太鼓 TAIKO-1が完成した。
TAIKO-1は、打面を叩く位置や強さに応じて多彩な音を奏でる和太鼓特有の音色変化を、ローランドの技術によって忠実に再現。桶胴太鼓はもちろん、異なる種類の和太鼓や拍子木、さらには太鼓以外の打楽器の音色まで内蔵し、1台でさまざまな音色を使って演奏できる。
打面には、静粛性に優れたローランド独自のメッシュ素材の採用し、音の大きさを気にせず練習することが可能。また、本体を分解してコンパクトに収納でき、持ち運びもスムーズだ。充電式ニッケル水素電池(単3形×8本)での駆動にも対応し、自由に動きながら演奏できる。
これから和太鼓を始めたい初心者が気軽に練習できるだけでなく、プロ演奏家のパフォーマンスの可能性も広げることができるだろう。