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2020.02.18 17:50
千葉大学と千葉県長柄町は、特産飲料水「ながらとガラナ いろはにほへと」を町内3事業者と共同開発し、2020年2月1日から町のPRを目的として配布を開始した。
両者は、2015年度から文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」による連携協定を結び、共同でまちづくりを展開。2019年1月から町内に本社・事業所のあるジャパンフーズ、ナリヅカコーポレーション、リソル生命の森と、長柄町で活動する千葉大学生らを含めたワーキングチームを作り、企画・検討を行ってきたという。
今回開発・製造した「ながらとガラナ いろはにほへと」は、「長柄町の中と外の人々をつなぎ、その新たな関係性から長柄町の新しい物語のきっかけとなること」をコンセプトに、「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を特徴とした炭酸飲料だ。
生産した6万本を、2020年2月から長柄町のPRを目的として、町や大学が主催するイベント等で無償配布する。今後、販路の検討を行い、2021年4月以降に商品として販売する予定だ。
千葉県の中房総に位置する長柄町は人口6,880人。長期的な人口減少と、昨年の台風15号の停電および台風21号に関連する大雨災害によって甚大な被害を受けており、この事業をきっかけに町の知名度アップにつなげ、町の振興・復興につなげたいと考えている。
また、パッケージは千葉大学の学生がデザイン。長柄町の史跡である長柄横穴群で発見された壁画から着想を得ているそうで、長柄町の新たな物語の「始まり」や「起源」を、壁画から連想される人々の生活の始まりという意味で表現している。