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2020.02.07 11:58
エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が、2019年10月にウィーンで開催されたフルマラソンにおいて非公式ながら2時間の壁を破った際に履いていたのが、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」の試作品だった。
この「アルファフライ ネクスト%」が、「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」や「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズ」などとともに、2020 SUMMERシーズンにリリースされる。
「アルファフライ ネクスト%」は、箱根駅伝でも注目された前モデル「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」シリーズから学びを得て進化させたもので、前足部にズーム エア ポッドを追加し、踵部にはズームX フォームを増量、軽量なアトムニット アッパーを組み合わせた。
先日、世界陸連は靴底の厚さは40mm以下、プレートは1枚までなどの新規則を発表したが、アルファフライの厚さも40mm以下を実現。オフセット(前足部と踵部の高低差)は「ヴェイパーフライ ネクスト%」から変わらず8mmとなっており、東京オリンピックでも使用できる見通しだ。
ナイキ ネクスト%は、アスリートに測定可能なパフォーマンスの優位性を提供するために作られたフットウェア イノベーション システム。スポーツ科学を生かし、ナイキ スポーツ リサーチ ラボで実証された「アルファフライ ネクスト%」は次の3つの重要な部品が連携し、レースに挑むランナーをサポートしてくれる。
ネクスト%のプラットフォームは、測定可能なパフォーマンスの優位性を提供することのできるフットウェア作りを目指す、ナイキの究極の表現であると言える。体とテクノロジーがより効率よく関わり合うことで、アスリートが自らの限界を超えることを目的としているそうだ。