全世界の次世代を担うクリエイターを育成・支援する
「LEXUS DESIGN AWARD 2020」入賞作品6作品を発表

▲サザーリンサント「Bio.Scales」:鱗の形を模したモジュール式空気ろ過システム

LEXUSは、全世界の次世代を担うクリエイターを育成・支援することを目的とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2020」の入賞作品6作品を発表した。

通算8回目を迎える同アワードでは、世界79ヶ国/地域から過去最高となる総応募数2,042点、うち日本国内からは107点の応募があり、「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」の3点で審査が行われた。

▲テオフィル・ペジュ&サルヴァトーレ・チチェロ「Feltscape」:室内空間の質を向上させるフェルト生地の雲

入賞作品は、サザーリンサント「Bio.Scales」、テオフィル・ペジュ&サルヴァトーレ・チチェロ「Feltscape」、ヤオクン・ウー「Flash Pak」、イリーナ・サモイロワ「Lick」、BellTower「Open Source Communities」、アクサ・アジマル「Pursewit」に決定。

▲ヤオクン・ウー「Flash Pak」:避難行動をサポートするスマート救命具

▲イリーナ・サモイロワ「Lick」:猫の舌から発想したボディークリーナー

▲BellTower「Open Source Communities」:コミュニティの未来を探求する

審査員のジョン・マエダは、「今年のLEXUS DESIGN AWARDの応募作品は、急速な技術革新による社会環境の変化と、それに呼応する人々の意識の変化という、2つの大きなテーマを扱う応募作品が多く見受けられました。いずれの提案も、斬新な解釈と技術に対する深い洞察に基づき、単なる社会への課題提起に留まらず、具体的な解決策を提示するものでした」とのコメントを寄せている。

▲アクサ・アジマル「Pursewit」:視覚障がい者の雇用機会を創出するミシン

また、6組の入賞者は、LEXUSのブランドスペース「INTERSECT BY LEXUS – NYC」において、ジョー・ドーセットベサン・グレイフィリップ・マロイン重松象平の4名のクリエイターをメンターとして迎えたワークショップに参加。

約3ヶ月間にわたりメンターの継続的な指導を受けながらプロトタイプを制作し、完成した作品は2020年4月20日(月)より「ミラノデザインウィーク2020」のLEXUS会場で展示予定。会場では入賞者によるプレゼンテーションと最終審査が行われ、そのなかから「LEXUS DESIGN AWARD 2020」のグランプリが決定されることになっている。End