NEWS | テクノロジー / フード・食
2020.01.31 17:42
スペイン・バルセロナの「NOVAMEAT」は、植物ベースの代替肉を開発しているスタートアップだ。
地球の人口増加に対する新しいソリューションを提供することを目指ており、従来のサスティナブルでなく効率の悪い家畜システムに代えて、健康的で効率がよく、思いやりのあるサスティナブルな食品を作り出したいという。
同社が活用するのは最先端の技術。3Dプリンターを使って、植物ベースで見た目も味も食感もステーキ肉そっくりのものを成形するのだ。同社を率いるGiuseppe Sciontiで、彼自身がバイオエンジニアリングやフードテックの研究者である。
公開されているムービーでは、ステーキというよりもパテのようで、いかにも豆類などでできている印象がある。だが、さきごろ公式Facebook上で、「NovaMeat Steak 2.0」を公開した。
「これまででもっともリアルな植物ベースのステーキ肉」だそうで、たしかにレアっぽいところや焼き加減まで加わって、本物の肉と見間違えるほどだ。NOVAMEATが起こす食のイノベーションに期待しよう。