NEWS | プロダクト
2020.01.30 10:10
サンフランシスコとソウルに拠点を置くインダストリアルデザイナーのユニット SF-SOが手がけた「Ball Internet Radio」は、「Tamed Digital Product Project」シリーズの1つだそうだ。
現代社会にはデジタル製品があふれ、使い方や最新の機能をフォローするのも大変だ。また、タッチスクリーンやセンサーなどの高度な技術によって、アナログ装置を使ったときに感じられる手触りや音など、さまざまな感覚を味わうこともできなくなってしまう。
そこで、機械を手で操作して、私たちの生活をリラックスした楽しいものにすることがこのプロジェクトの目標だ。
「Ball Internet Radio」の上部には3つのマグネットのボールがあり、これらがボタンやダイヤルのように機能する。ボールを転がしたり、持ち上げたりして周波数を変えることができる。
このインターフェイスは直感的で、誰でもすぐに使い方が理解できるし、マグネットボールを動かしてラジオ局を切り替えるたびに、手触りや見た目での楽しみを得られるのだ。