NEWS | テクノロジー / ビジネス
2020.01.29 15:43
東京メトロでは、混雑状況の見える化を進めており、その取組みの1つとして銀座線渋谷駅構内の混雑度を、三菱電機が開発した銀座線車両内ディスプレイ「トレインビジョン®」に表示する実証実験を、2020年1月23日(木)から開始した。
同社では、事前に混雑状況を知らせることで、より快適に鉄道を利用できるよう、列車ごとの混雑度情報を東京メトロホームページ等で提供するなど、混雑状況の見える化に取り組んできた。
今回、更なる混雑状況の見える化に向け、混雑度を解析する技術の有用性や最適な情報配信手段等を把握するため、銀座線渋谷駅の駅構内混雑度を銀座線のトレインビジョン®に表示する実証実験を行う。
渋谷駅構内のセキュリティカメラ映像から混雑度を自動解析し、「空いている」「混雑している」「かなり混雑している」の3段階で示された主要な場所の混雑度を、銀座線トレインビジョン®にて配信する。
混雑度自動解析技術を用いて車両内で駅の混雑度を表示する試みは、全国初のことだ。