2020年1月18日にオープンした東京・京橋の公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館（旧ブリヂストン美術館）では、チームラボが制作したタッチパネルサイネージ「Digital Collection Wall（デジタルコレクションウォール）」が導入されている。

Digital Collection Wallは、大画面に流れるたくさんの画像から、直感的に好きなものを選び、情報をグラフィカルかつインタラクティブに体感できるタッチパネルサイネージ。

今回は同美術館内の4階と5階、2箇所に設置。石橋財団が所蔵する美術作品をデジタル展示しており、館内の展示室では公開の機会が限られる貴重な作品を、直感的な操作で誰でも簡単に、自由に鑑賞することができる。

大型タッチモニターは、膨大な量の作品群を体感できるギャラリーになっており、空間いっぱいに時間とともに作品が次々に出現。また、前を通過する来館者にインタラクティブに反応し、画面タッチを促す表示で興味喚起を促すという。

気になる作品の画像にタッチすると拡大され、作家名や制作年、技法等の詳細情報を見ることができ、西洋美術、日本美術、油彩画、水彩画、日本画などのカテゴリー検索で、関連する作品を次々に見ることも可能。絵画だけでなく、彫刻や陶磁器などの立体作品なども鑑賞することができ、未知の作品への出会いにつながるそうだ。