NEWS | インテリア / カルチャー
2020.01.21 15:03
シンプルで美しい日本のインテリアデザインを世界に向けて発信するオンラインマガジン「IDREIT (アイドレイト)」 が1月20日に立ち上がった。主宰は、元「商店建築」の編集長であり、現在オーストラリア・メルボルンを拠点に活動する山倉礼士さん。英語版も近日公開予定だという。
山倉さんがインタビュー記事のトップバッターとしてフィーチャーしたのは、Case-RealとKoichi Futatsumata Studioというふたつのスタジオ名で、建築、インテリア、プロダクトデザインを手がける二俣公一さんだ。2019年11月に開業した日本橋馬喰町の「DDD HOTEL」のコンセプトについて丁寧に掘り下げている(一部のインタビュー記事は有料会員限定)。
また、「ホスピタリティ」「リテール+」「レジデンシャル」といったカテゴリーに沿ってさまざまな事例を紹介するコーナーもあり、ここでも手がけたデザイナーや建築家への取材を踏まえて、ディテール紹介をはじめ、面積・施工といったデータも掲載するなど、丁寧に紹介している。
インディペンデントマガジンだからこそ、編集者の視点を大切にした、デザインに対する思いに溢れた記事ができるのだろうか。現在、「卒業設計・卒業制作プロジェクト」の情報を募集しているように、これまでにないスタイルで日本のインテリアデザインを世界に向けて発信していく新メディアに期待したい。