メルセデス・ベンツのキャンピングカーに
革新的なインターフェースモジュール搭載したモデルが初披露

独シュトゥットガルトで2020年1月19日(日)まで開催されている展示会「Caravan, Motor and Tourism(CMT)」において、メルセデス・ベンツはコネクティビティに焦点を当てた展示を行っている。

今回、同社はコンパクトなキャンピングカー「マルコポーロ(Marco Polo)」に、革新的なインターフェースモジュール「Mercedes-Benz Advanced Control(MBAC)」を搭載したモデルを初披露。

このMBACを使用することで、スマートフォンアプリを介して照明や暖房などのリビングエリアのさまざまな機能を集中管理することができる。マルコポーロには2020年春からこの新機能が標準装備され、移動するスマートホームになるという。

運転席にある10.25インチのタッチスクリーン式センターディスプレイとスマホアプリを使うことで、水のタンクレベルや補助バッテリーの充電レベルの確認、補助温風ヒーターの管理、クーラーボックスの温度管理、電動ポップアップルーフの開閉、電動スライド式サンルーフの開閉、サウンドシステムの管理、室内照明の調整などができる。

▲MBACを搭載したウェストファリア「ジェームズクック」(プロトタイプ)

▲MBACを搭載したビモビル「LBX 365」(プロトタイプ)

さらに、メルセデス・ベンツ・スプリンターをベースとするウェストファリアの「ジェームズクック」やビモビルの「LBX 365」といったキャンピングカーにも、MBACが使えるオプションも紹介しているそうだ。End