日本の伝統文化の魅力をデザイン視点で迫る
展覧会「無形にふれる」開催

公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団の設立40周年を記念した展覧会「無形にふれる」が、2020年1月18日(土)から2月16日(日)まで、東京・銀座のPOLA MUSEUM ANNEXにて開催される。企画・デザイン・展示構成等のディレクションは、クリエイティブユニット grafが担当する。

▲京舞井上流・井上安寿子
カメラマン:秋山まどか © Madoka Akiyama

同展示では、同財団の顕彰事業や保存記録作成事業の対象者のうち、「伝統工芸」「伝統芸能」「民俗芸能」の3分野から2件ずつの個人・団体をとりあげ、grafをはじめとする展示企画クリエイターが、伝統文化の継承者への取材で感じた美しさ・おもしろさをデザイン視点で解体・再構築している。

▲九谷赤絵・見附正康
カメラマン:在本彌生 © Yayoi Arimoto

伝統芸能では二十六世観世宗家・観世清和と京舞井上流・井上安寿子、伝統工芸では加賀象嵌・中川衛と九谷赤絵・見附正康、民俗芸能では岩崎鬼剣舞保存会と有福神楽保持者会が紹介される。

▲有福神楽保持者会
カメラマン:在本彌生 © Yayoi Arimoto

「見えないものを可視化して、聞こえないものに耳をすませる」をキャッチフレーズに、一方的に見るだけでなく身体で実感でき、初めての旅先に訪れたような発見の多い表現方法を探った展示となっている。End

ポーラ伝統文化振興財団 40周年記念展「無形にふれる」

会期
2020年1月18日(土)~2月16日(日) 入場無料
11:00~20:00 会期中無休
会場
POLA MUSEUM ANNEX
詳細
https://www.mukei.art/