NEWS | インテリア / 工芸
2020.01.16 10:28
2018年にNamuun ZimmermannとMartijn Rigtersが立ち上げた「Studio Sain」は、ウィーンとロンドンを拠点に、教育的なワークショップや実験的な製品デザインを組み合わせたコンテンポラリーなデザインスタジオだ。
彼らが紹介するインテリア「Bulbous」は、ペンダントライトやデスクライトといった照明、鏡や棚からなるシリーズ。かつては往古工芸品としてさかんに作られたろくろ細工による木工品も、次第に取り上げられなくなってきたかもしれない。
そこで同スタジオは、手回しで形状に機能的な「ひねり」を加えたオブジェのコレクションを作り、ユニークな職人技のスキルを披露することを目指したという。
今回はウィーンの木工職人 Hermann Viehhauserとコラボレーション。「装飾は機能に従う(Ornaments follow Function)」をモットーに、ろくろ細工を突き詰めて、シームレスにフィットする要素でできた木工品コレクションに仕上げた。