NEWS | プロダクト
2020.01.15 15:49
フランス発の環境に優しいアーバンモビリティ「Wello」の開発が進められている。ルーフにソーラーパネルを取り付けた、軽量のモーター搭載型の三輪自転車だ。開発チームの本拠は、インド洋に浮かぶレユニオン島にあるそうだ。
スピードは時速25~40km、航続距離は100kmだそうで、人間工学にもとづいた運転姿勢で直感的な運転ができ、快適性や安全性も確保。ひとり乗りで後部は荷室となっているが、これを取り除いた2人乗りとしても利用することができる。
車道はもちろんのこと、自転車専用道路も走行でき、積載量は800L・80 Kgとラストワンマイルの配送にも適しているという。
スマートシティ向けの持続可能なアーバンモビリティとして、コネクティビティにも優れているそうで、専用のアプリによって、移動ルートを最適化し、駐車スペースを検索。さらに、ウェブ」管理システムでは、車両のリアルタイムの位置を確認したり、商品の追跡調査もできるとしている。
開発チームは「未来を予測する最良の方法は、未来を創り出すことだ」というリンカーンの言葉を掲げている。自給自足のソーラーカーで持続可能な開発に貢献したいというのが彼らの主張だ。