NEWS | プロダクト
2020.01.09 16:34
パナソニックは、4Kを超える高解像度では世界で初めてとなる、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した眼鏡型VRグラスを開発した。
5G(第5世代移動通信方式)の商用サービスの本格化を控えるなか、VRグラスを用いたスポーツ観戦や旅行の疑似体験など、新たなサービスの展開が期待されている。
ただ、これまでの高画質・高音質なVRグラスは、没入感の高い疑似体験が可能になるものの、本体が大型化してしまい、ヘッドバンドで頭部に固定する必要があるなどの装着感に課題があったという。
今回は、世界トップクラスのVRグラス向けデバイスメーカー「Kopin(コピン)」と高性能な表示デバイスを共同開発。
さらに、テレビやブルーレイディスクプレーヤーなど映像機器の開発で培ってきた信号処理技術とテクニクスの音響技術、デジタルカメラLUMIXの光学技術を融合させることで、映像に引きこまれるような臨場感あふれる仮想現実を良好な装着感で快適に体験できる、高画質・高音質かつ小型・軽量・眼鏡型のVRグラスを実現したそうだ。