米カリフォルニア州に本社を置くスタートアップ World Matcha Inc.は、美味しい抹茶を誰でも簡単に楽しめる抹茶メーカー「Cuzen Matcha」の開発を進めている。

同製品は、「Matcha Maker」と呼ばれるマシンに専用の「Matcha Leaf」（碾茶＝抹茶をひく前の茶葉）を入れることで、挽きたての美味しさが特徴の「Matcha-presso（抹茶の濃い液体）」が味わえるもの。

操作も単純なようで、筒状になった上部から茶葉を入れると、マシンのなかにあるセラミックミルが石臼のように細かく挽いてくれるという。そして、カップ内の磁石が回転して、茶筅を使ったように水と茶葉を撹拌する。

茶葉1パックで20杯のフレッシュな抹茶が楽しめるそうで、ストレートで飲むだけでなく、抹茶ラテや抹茶カプチーノといったドリンクにもできる。

世界最大の家電展示会「CES 2020」で「CES 2020 Innovation Awards Honoree」も受賞したそうで、同社サイトではCuzen Matchaスターターキットのプレオーダーを受け付けている。