NEWS | 建築
2020.01.07 15:56
ノルウェー・ボードーに完成した新市庁舎は、保存価値のあるの既存の建築2棟の横に、モダンなデザインの棟を新設する建築プロジェクトだ。
今回追加されたのは、400人のスタッフが活動する新しいワークスペースで、あまり高さのない既存の建築にも日光が届くように傾斜を設計、ファセットカットされた石のプリズムのような印象的な外観ができあがった。
設計を担当した同国の建築スタジオ Atelier Lorentzen Langkildeは、他の2棟の外壁の色に合わせて、新棟はベージュの石灰岩を採用。
新しいワークスペースは3棟がつながる部分に位置しており、市庁舎の中心となる集会スペースとして機能する。また、中央のアトリウムには壁面にデスクやチェアを置くなどのユニークな装飾を施し、最上階にある食堂からは街のパノラマの景色を望むことができる。