安藤忠雄とブルガリのコラボレーションによる限定モデル
「Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo」コレクション登場

ブルガリは、建築家・安藤忠雄とのコラボレーションによる限定モデルのウォッチコレクション「Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic」(オクト フィニッシモ オートマティック)を発表した。

音楽家や画家など日本人芸術家とのコラボレーションから生まれた、限定モデルのオクト フィニッシモ。2019年12月に発売された今回のコレクションは、安藤ならではのコンクリートを基調とした、幾何学性を徹底したミニマルな造形美が表現された200本のみのリミテッドエディションだ。

▲Photo Kazumi Kurigami

安藤がデザインしたダイヤルは、秒針の根元から螺旋が渦を巻き、無限の時間の経過を表現したという。安藤のサインと「Tadao Ando- Limited Edition」がカスタム・シースルーバックケースにあしらわれている。価格は180万円(税抜)。

▲Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic / 安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック

また、2020年1月発売予定の「Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic Tourbillon」(オートマティック トゥールビヨン)は8本限定となっている。ここでも無限の時間の螺旋というテーマを扱い、トゥールビヨンから同心円が生まれ、ダイアル全体に広がっている。価格は1700万円(税抜)。

▲Tadao Ando x Bvlgari – Octo Finissimo Automatic Tourbillon / 安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック トゥールビヨン

安藤は、「遠い宇宙空間に存在するブラックホールというテーマが頭をよぎった。時計の周辺から秒を刻む中心に向けて渦を巻き、次第に深みに見えなくなるといったイメージである。時と共に広がる水の波紋でもある。それは、集中から拡散への、時を超える、無限、永遠性の表現である」と語っている。End