JR九州の観光列車「36ぷらす3」2020年秋に運行開始
787系も手がけた水戸岡鋭治がデザインを担当

▲※画像はイメージ

JR九州は、九州全県を巡る新しい観光列車「36ぷらす3」の運行を2020年秋に開始すると発表した。1992年にデビューした「787系」の面影を残した黒い外観が特徴的で、かつて人気を博した「ビュッフェ」も復活するという。

6両編成で全席グリーン、定員は100名ほどだという。車両デザインは、787系も手がけたインダストリアルデザイナー 水戸岡鋭治が担当。

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1号車から3号車までは個室、5号車、6号車は座席タイプの客室で、3号車にビュッフェを備え、4号車はマルチカーとして車内での体験やイベントなどに使われる。

同列車のコンセプトは、「九州のすべてが、ぎゅーっとつまった“走る九州”といえる列車」。5日間をかけて九州全県を周遊するプログラムとなっている。

▲1号車 グリーン個室(定員4人) イラストは完成予想図

▲3号車 ビュッフェ イラストは完成予想図

▲4号車 マルチカー イラストは完成予想図

名称には、世界で36番目に大きい島・九州を巡りながら、5ルートで35のエピソードが楽しめ、36番目のエピソードは乗客に自ら語ってもらいたいという思いが込められている。39(サンキュー!)=「感謝」の輪を広げたいという意味合いもあるそうだ。End