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2019.12.24 14:38
伝統的な日本家屋を高級志向の宿泊施設へと共同でリノベーションしているNazunaとKirakuは2020年4月(予定)、京都市下京区坊門町にて明治時代に建てられた町家の立ち並ぶ路地一体を改修し全23室の宿「Nazuna 京都 椿通」(つばきどおり)を開業する。
このプロジェクトでは、四条大宮付近の一角にある築110年以上の町家が立ち並ぶ約1,400平米のL字型路地一体を1つの旅館に改修。
奥行きのある京都らしい造りのレセプション棟を抜けると、外の世界と隔離された昔の花街を思わせる街並みが出現。石畳の敷かれた街路は夕暮れとともに提灯や置き行灯が灯り、「椿通」は艶やかさを帯びるそうだ。
23棟の町家は23の露天風呂付客室に生まれ変わり、京都の自然美をテーマとした「TAKE」「MIZU」「IWA」「HANA」「HA」の5つのカテゴリーを設定。スイートタイプの「TAKE」と「MIZU」(計9室)は、1階の露天風呂付き坪庭を望むリビングと2階のベッドルームで構成される。
スタンダードタイプの「IWA」「HANA」「HA」(計14室)は、1階に露天風呂付き坪庭を望むベッドルームを、2階には布団を敷くこともできる畳のスペースを設え、5つのテーマから着想を得た内装・インテリアが楽しめる。
「椿通」内には「q」および「和牛料亭 bungo」という2つのレストランで特色ある食体験もできるそうで、宿泊の予約受付開始は2020年1月を予定している。