NEWS | フード・食
2019.12.24 14:44
I-neと日本コカ・コーラが出資する飲料ベンチャー「Endian」は、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」を用いて、九州大学医学部発ベンチャー「Universal Mind」(UM)と共同で、脳神経科学によるリラクゼーションドリンクの効果検証の共同研究を開始すると発表した。
近年、仕事の多様化にともない、人々のストレスもまた多様化し続けている。このような状況のもと、EndianはCHILLOUTをリブランディング。「エナジードリンクの逆の、リラクゼーションドリンク」という新しいコンセプトで、AIの力でオリジナルのリラクゼーションフレーバーを開発、4つのリラクゼーション成分が含まれているという。
ただ、同製品は高評価があった一方で、「効果についてまだ半信半疑だ」といった意見もあったそうで、その効果を脳科学の観点からも検証するために、UMと共同研究を実施するに至った。
今回は、UMの持つ脳MRIデータの解析技術を用いることで、CHILL OUTを飲んだ人の脳の活動データを解析し、飲む前と飲んだ後で脳にどのような効果を与えているかを検証。さらに、専門家による最新の脳神経科学の観点から、商品の効果のみならず、リラクゼーションによる人々のパフォーマンス向上の有無についても検証する予定だ。結果は2020年に公開する予定だそうだ。