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2019.12.23 13:31
大阪市北区中之島に「こども本の森 中之島」が2020年3月1日(日)、オープンする。場所は大阪市中央公会堂や東洋陶磁美術館などが立ち並ぶ中之島公園内で、建築家・安藤忠雄が設計、建設し、大阪市に寄贈される施設だ。
「物語の聖地」となる同施設は、こども時代の読書の大切さを、大人になってたびたび痛感してきたという安藤が、これからの未来を託す子どもたちに、読書を通じて「生きる力」や「考える力」を身につけてほしいという願いからプロジェクトがスタート。
館内は3フロア分の壁一面が本棚になっていて、 生命力たっぷりに生い茂る森の木々のよう、 まさに「本の森」が好奇心いっぱいに、ここへ来る子どもたちに視線を投げかけるという。
寄贈本を含め多種多様な本を用意。乳幼児からたのしめる絵本や幼年童話、児童文学、小説、各分野の図鑑、自然科学書、芸術書など、さまざまなジャンルの本に対してニュートラルに接してもらうため、新しい手法で丁寧に本を紹介するそうだ。
運営はJV(共同企業体)であるTRC&長谷工 meet BACHが行い、ブックデイレクター・幅允孝(BACH)がクリエイティブ・ディレクションを担当。名誉館長は山中伸弥氏が務めている。
こども本の森 中之島
- 開館日
- 2020年3月1日(日)
※基本的に誰でも無料で利用可能
※乳幼児から中学生までがメインターゲット - 開館時間
- 9:30~17:00
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日は休館)
他・年末年始、蔵書整理期間など
※2020年3月2日(月)は臨時開館 - 所在地
- 大阪市北区中之島1丁目1-28(中之島公園内)
- 詳細
- https://kodomohonnomori.osaka/