NEWS | インテリア
2019.12.20 15:29
チリ・サンティアゴで活動するインダストリアルデザイナー Lorenzo Vegaは、「Tangerine Stool」というオットマンのプロトタイプを公開している。
構造はシンプルなもので、「く」の字に湾曲した木製パーツを6ピース組み合わせて、ロープで結ぶだけ。接着剤やネジは使わず、ロープによる張りと、パーツの三角形になった部分がぴったりと合わさることだけで、しっかりとした強度を生むという。大人が座っても問題ないようだ。
文字どおり、「Tangerine=みかん」の房が放射状にくっついている形状からインスパイアされたもので、果物がもつ自然な美しさがデザインに反映されている。
6パーツはみな同じ形状なので、製造工程での手間も少なくて済みそうだ。また、不要な時には重ねて収納・運搬することもできるのも特徴のひとつだ。