インクを使わないから宇宙でも書ける
ピニンファリーナのインクレスペン「SPACE」登場

イタリア最大のカロッツエリア・ピニンファリーナ社がプロデュースする筆記具コレクションの新製品「SPACE」が、ダイヤモンドから発売になった。

宇宙で使うために開発されたというこの「SPACE」。無重力の宇宙空間では、一般的なボールペンはインクが出なくなり、鉛筆も芯の破片が機材に入り込むと危険なため、宇宙船内には持ち込めないそうだ。

▲SPACE(スペース)

そこで、芯もインクも使わず、酸化作用によって筆跡を残すこのペンが誕生。ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士にも贈られ、実際に使用されている。

▲SPACE X(スペース エックス)

本体は、チタンやアルミよりもさらに軽い金属のマグネシウムでできており、重さはわずか15g。ステンレススチール製のクリップが両サイドに付いており、左右対称のシルエットはアート作品のようにも見える。

惑星の軌道をイメージしたリング型のペンスタンドが付属。デスクに置くだけで、宇宙のロマンを感じさせる素敵なインテリアにもなるだろう。今回は黒色仕上げの「SPACE X(スペース エックス)」も同時発売。本体価格は17,000円(税別)となっている。End