NEWS | 建築
2019.12.18 11:09
リノベーションホテル「KUMU 金沢」や「LYURO 東京清澄」などを展開する「THE SHARE HOTELS」は、8店舗目となる「KAIKA TOKYO -THE SHARE HOTELS-(カイカ トウキョウ ザ シェア ホテルズ)」を東京・浅草エリアに2020年春オープンする。宿泊予約の受付はすでに開始している。
同ホテルは、築53年(1966年築)の倉庫ビルを再生し、コンテンポラリーアートを公開・保管するアートストレージ(収蔵庫)を併設したリノベーションホテル。
1階、地下1階の共用部にある計8区画のスペースは、入居するアートギャラリーが「見せる収蔵庫」として利用。ゲストに日本の現代アートシーンを感じてもらうとともに、特別な空間体験を提供。アートストレージ内の作品は、アートギャラリーの活動と連動しながらつねに変化し、驚きや新しい発見のある空間になるという。
アートストレージは、宿泊者以外の人も利用できるバーラウンジ(全46席)や、地階にある天井高4.5mの宿泊者専用ラウンジなどに配置。施設内にはアーティストの作品集などを扱う物販コーナーや企画展スペースを設け、アートにまつわるイベントも実施する予定だ。
KAIKAという施設名称は、見せる収蔵庫を意味する「開架」という意味に加え、日本のアート文化を広め「開化」させたい、さらに将来的にはアーティストの才能「開花」をサポートしたい、という思いを込めたそうだ。