NEWS | ファッション
2019.12.17 16:47
ジーンズブランドのステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナルは、同社40周年シリーズ最後を締めくくるジーンズとして、「40th EARTH JEANS」を2019年12月中旬に限定発売する予定だ。
同製品は、「そのまま土に還るモノ作り」をコンセプトに生まれた、天然の素材のみで製作されたジーンズ。
アメリカの昆虫学者 サリー・フォックス(Sally Fox)が蘇らせた、遺伝子組み換えや品種改良が行われる以前の5,000年前の綿の原種「FOX COTTON」をタテ糸ヨコ糸ともに使用、綿を糸としてつむぐ所からオリジナルで制作したという。
タテ糸は、徳島県にて無農薬で栽培された「蓼藍(タデアイ)」を使用した阿波正藍を日本の伝統的技法「カセ染め」で染め上げている。
また、デコアスパン糸を使わず、綿100%からなる染色すら施されていない晒しの縫製糸を使用。銅などの金属素材で作られるリベットは使用せず、糸のみで補強し、ボタンは自然由来のウッドボタンを採用することで完全に人工物を取り払っているそうだ。