ポルシェとルーカスフィルムのデザインDNAが融合
夢の宇宙船「Tri-Wing S-91x Pegasus Starfighter」が公開

ポルシェルーカスフィルムと共同で、両ブランドのデザインDNAが融合した夢のような宇宙船「Tri-Wing S-91x Pegasus Starfighter」のデザインを公開した。

両社のプロジェクトチームは、2か月にわたってベースとなるアイデアと図面を作り、具体的なコンセプトを練り上げていったという。

そのプロトタイプは2019年12月、米ロサンゼルスにて行われるスターウォーズ・シリーズの最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のプレミア上映で披露される予定で、全長は1.5mの精巧なモデルとなるそうだ。

ポルシェのチーフデザイナー ミヒャエル・マウアー(Michael Mauer)は、「船室のベースとなる形は後方に向かって細くなるもので、コクピットからタービンまで独特の起伏にしましたが、911やタイカンのアイコニックなデザインとはビジュアルな類似性があります。とてもコンパクトなレイアウトで、ダイナミズムと軽快さを表現しつつ、先ほど挙げたポルシェのデザインも重視しました」とコメント。

フロントには、タイカンを思わせるエアカーテンとヘッドライトを搭載。ライトはポルシェらしい4灯式で、「ブラスター」と呼ばれる長い銃身もある。リアのルーバーに組み込まれたサードブレーキライトは、911の現行モデルにインスパイアされており、チューブ状のテールライトもそのままだ。

インテリアにもポルシェのデザイン基準を採用。コクピットはパイロットと同一直線上にあり、低いシート位置はポルシェ918スパイダーを想起させるものとなっている。End