世界最小、省電力、1秒間に数百万のビット深度
インテルのデプスカメラ「Intel RealSense lidar camera L515」が登場

▲Credit: Intel Corporation

インテルは、世界最小で、もっとも省電力、1秒間に2,300万を超えるビット深度で3次元的な計測ができるデプスカメラ「Intel RealSense lidar camera L515」をリリースした。

L515は、3Dで視界を捉えるために、スマートデバイスにライダーを組み込むという、インテル独自の開発技術を用いて設計されている。高品質の性能とミリ単位の精度により、必要な視認能力を提供する。

▲Credit: Intel Corporation

▲Credit: Intel Corporation

0.25mから9mまでの範囲を、高精度、高忠実度でエッジ検出。1秒間に30フレーム、1024×768の深度解像度を可能にした。また、軽量で消費電力も3.5ワット以下なので、携帯端末に容易に装着でき、バッテリーが長時間持つため便利だ。

▲Intel RealSense lidar camera L515で撮影したRGB画像(左)と深度画像(Credit: Intel Corporation)

L515が持つ高解像度と空間的特性の認識能力は、製品の精密な大きさの測定など、在庫管理などの自動化に役立つことが期待でき、そのほかにも、3Dスキャン、ヘルスケア、リテール、ロボティクスなどの分野で、L515のさまざまな利用ができるとしている。End