シカゴの新しい室内競技場「Williams Park」
さまざまな光に反応するエレガントな外観

米シカゴ・ブロンズビル地区にある新しい室内競技場「Williams Park」は、既存の施設の代わりに、シカゴ市の機関であるシカゴ・パークディストリクトシカゴ住宅局が提供するプログラムの拡大をサポートするものだ。

平屋建ての建築で、観客席を備えた3,800平方フィート(約350平米)のバスケットボールコートや2つの多目的コミュニティルーム、共同の調理施設、オフィス、受付、倉庫スペースがある。エントランスロビーや廊下はゆったりとしており、椅子に座ってささやかな集まりやイベントを開くこともできる。

周囲には8.5エーカー(約34,000平米)の公園があり、広場や野球場、サッカー場、インタラクティブな噴水、バスケットボールコートもある。なかでもSTLArchitectsが設計したこの施設は、さまざまな光に反応し、角度によって色が変わるように見えるステンレス製の板を張り付けている。大胆でエレガントでもある外観は、同施設の視認性を高めつつ、このパークディストリクトのアンカーにもなるそうだ。

内装は、コンクリートと木材など厳選した素材だけを使用。天井の木造構造は、シカゴ・パークディストリクト内に数ある古い室内競技場に見られる、木材の豊かな表情を称えている。End