NEWS | アート
2019.12.17 13:58
近未来クリエイティブ集団・ワントゥーテンは、東京・すみだ水族館内の「万華鏡トンネル」にて2020年2月27日(木)まで開催している新展示「雪とクラゲ」の企画・制作を担当している。
この作品では、約50mにわたって壁と天井に5,000枚の鏡を使用した万華鏡トンネル内にある、8個のクラゲ水槽や壁面・床に都会の雪景色が感じられる映像を演出。雪とクラゲが調和した幻想的な光景に没入することで、今までにないクラゲの観賞体験が味わえるという。
同スタジオが開発した、あらゆる面をタッチ画面化できるインタラクティブコンテンツシステム「Smart Touch System」を使用することで、映像が人の動きに合わせて変化するインタラクティブ演出が可能になった。降り積もった雪の上を実際に歩いたかのように足跡がついたり、水の上を歩くと足跡が波紋になって広がったりと、空間全体で季節や自然を感じながらクラゲ観賞が楽しめるだろう。
そのほか、展示空間にはしなやかで柔らかい雪をイメージしたオリジナルアロマが香り、クラゲのゆったりとした拍動のリズムを楽曲のテンポに取り入れた雪景色の静けさをイメージした音楽を導入。
浮遊するクラゲと映像、照明、アロマ、音楽によってつねに表情を変えるトンネル内で、クラゲと一緒にふわふわと雪景色の海を漂っているかのような没入体験ができるそうだ。
インタラクティブアート「雪とクラゲ」
- 会期
- 2019年11月16日(土)~2020年2月27日(木)
9:00~21:00 2020年1月15日(水)は休館 - 会場
- すみだ水族館・万華鏡トンネル
- 詳細
- https://www.sumida-aquarium.com/news/details/1964/