日本流行色協会は毎年、「今年の色、来年の色」として、それぞれの年を象徴する色を発表している。「来年（2020年）の色」は、「豊かな感情と身体の躍動を象徴するレッド」が選ばれた。

2020年の色は、色名がヒューマンレッド（Human Red）、マンセル値6.5R5／14で、系統色名はビビッドレッド。鮮やかなレッドで、デジタル化が進む中、人間らしさに注目し、人ならではの豊かな感情や身体の躍動感を象徴する色として選定した。

今回の「今年（2019年）の色」については、これまでで初めてWEBサイトで一般の人に投票してもらい決定。選ばれたのは「オレンジ」で全体の15.1%が投票した。その理由として最も多くあげられていたのは、令和という新しい時代を迎えたことで、フレッシュさや未来への期待を感じることができ、それに相応しい色だと思うという意見だったそうだ。