NEWS | アート / インテリア
2019.12.02 16:14
バウハウスのことはよく知らなくても、交通標識からオフィス家具まで、その影響は私たちの身の回りにあふれている。私たちの世界の見た目や機能を変えたのが、この伝説的なデザイン学校なのだ。
そのバウハウス100周年を記念して、Google Arts&Cultureの最新コレクション「Bauhaus Everywhere」が登場した。数年間にわたるデジタル化の一環として、バウハウス・デッサウ財団をはじめ、イリノイ工科大学デザイン大学院やグッゲンハイム美術館など6つの機関と協力したプロジェクトだ。
今回は10,000点を超えるオブジェをデジタル化し、アイコニックな建築のバーチャルツアーや、Googleの「Art Camera」でキャプチャした400を超えるアート作品を披露。ミース・ファン・デル・ローエのチューブラーアームチェアやバウハウスがデザインした壁紙など、厳選した45点を超える作品がネット上で鑑賞できるようになった。
さらに、バウハウスの学生生活や先進的な思想をもった女性の活躍などのユニークな側面を知ることができ、Google Earth Voyager Tourでは、インドやブラジルなどドイツから遠く離れた人々がバウハウスに影響を受けた建築をめぐることができる。