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2019.11.29 14:50
2015年12月に八ヶ岳の麓にオープンしたRoute Designによる長野県・富士見町のコワーキングスペース/シェアオフィス「富士見 森のオフィス」に、宿泊交流棟「森のオフィスLiving」がオープンする。
近年は都心とは異なる環境を求め、自然豊かな環境にチームごと身を移す「ワーケーション」を取り入れる企業も増えている。そこで、大学の保養所だった木造建築をリノベーションし、コワーキングスペースとしたのが同オフィスだ。
そして、これまで仕事中心だったこのオフィスに、リビングスペースをプラスすることで、これからの働き方だけでなく、生き方に対する新たな方向性を示すというのが、「森のオフィスLiving」のコンセプトである。
4部屋あるうちの2つはツインベッドルーム、残りの部屋はドミトリータイプでより安価に宿泊が可能。中央には人々が交流するきっかけの場となる共有リビングを用意する。外には広々としたウッドデッキも備えた。
最大14名収容でき、一棟貸し切りで宿泊すれば、宿泊棟やウッドデッキ、そしてコワーキングスペース側での作業やミーティングも可能。チームビルディングや開発合宿、社員の意識やモチベーションを刺激する体験型ワークショップを受けることもできるそうだ。
富士見町へ移住を検討する人や二拠点居住者、自然豊かな場所で仕事に打ち込みたいチームにとっての滞在場所になるほか、地元地域の人々も参加できるイベントや催しの場としても利用できるとしている。