NEWS | ファッション
2019.11.27 15:43
ユニークな素材を使って斬新なテーマでアパレルを手がけるVollebakから、最強の繊維で製作した「puffer jacket」が登場した。
puffer jaketは、鋼よりも最大で15倍の強さを発揮する繊維「ダイニーマ」をジャケットの外側に使用。つまり、同じ重さの鋼板でできたジャケットを着用した場合と比較しても、15倍の強度があるということだ。
もともとは、防弾チョッキや、対弾道弾装甲車、巨大コンテナ船の係留システムなどに使用される素材で、この繊維を使用した防弾チョッキは、カラシニコフ銃の銃弾にも耐えられるそうだ。
また、-50℃の気温では5%から10%の強度が増す。予想では、さらに-150℃まで温度が下がった場合、強度が増すだけではなく、摩擦や切断に対する抵抗力も弱まることはないだろうということだ。
このように驚異的な強度を持ちながら、2,500グラムと軽く、防湿や、紫外線や化学物質を防ぐ機能もある。羽毛ではなく、中綿はペットボトルをリサイクルした特殊な合成繊維を使用。-40℃の環境下でも暖かさを維持してくれる。