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2019.11.27 15:26
Osaka Metroは、現在進めている顔認証を用いた次世代改札機の導入に向けた取組みの一環として、一部の駅でOsaka Metroの社員を対象とした実証実験を開始する。一般の乗客は参加することができない。
このシステムでは、改札機に備えつけたカメラで顔を捉え、事前登録した顔写真データと照合・承認することで改札機を開閉し、改札入退場の実証を行う。また、QRコード認証による開閉も同時に行われるそうだ。
実施されるのは、長堀鶴見緑地線・ドーム前千代崎駅、中央線・森ノ宮駅、堺筋線・動物園前駅、御堂筋線・大国町駅の4駅で、4社が参画。オムロンソーシアルソリューションズ、高見沢サイバネティックス、東芝インフラシステムズ、日本信号が、各社の改札機をそれぞれ異なる駅に試験導入して、機能性、利便性やデザインについて比較検証する。
今回の実証実験は、2019年12月10日(火)から2020年9月30日(水)までの予定で、2024年度には全駅で顔認証によるチケットレス改札の導入を目指している。