NEWS | フード・食
2019.11.26 11:59
スペシャルティコーヒーを提供する丸山珈琲のためにデザインオフィス nendoがプロデュースしたコンセプトカフェ「GACHA GACHA COFFEE」が、東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューに登場した。
このサービスは、1杯分のコーヒー豆が入ったカプセルをガチャガチャマシンで購入し、ユーザー自身でグラインド、ドリップの作業を行うことで、丸山珈琲の「挽きたて」「淹れたて」の本格的なドリップコーヒーを味わえるというもの。
コーヒーの種類や楽しみ方はこれまで以上に多様化している一方、多くのコーヒーチェーンや喫茶店では人手不足が深刻だという。こうした状況において、テクノロジーで無人店舗化するよりも、むしろアナログな要素を組み合わせたセルフカフェをデザインした。
来店者は、複数の種類から選べるだけでなく、異なる種類の豆をブレンドしたマシンもあり、中にはレアな「シークレット」もあるそうで、小さなワクワク感とともに未知のフレーバーとの出会いも楽しむことができる。
そして、購入した豆を客が自らグラインダーに入れると、ドリッパーに挽かれた豆が落ち、最後にそのドリッパーとカップを抽出機にセットして、ボタンを押すとコーヒーが抽出される。
完全な無人化が目的ではなく、ユーザーも従業員も心地よい時間を過ごすことが目的だという。なお、同サービスは現在、2019年12月2日(月)まで展望台の企画入れ替えのため休止中で、12月3日(火)より再開するそうだ。