博報堂行動デザイン研究所が
デジタル時代の行動デザインモデル「PIXループ」を発表

▲Photo by Gilles Lambert on Unsplash

博報堂の専門組織・博報堂行動デザイン研究所は、「情報をプールする」生活者を捉えるデジタル時代の行動デザインモデル「PIXループ™」を開発した。

情報をプールする生活者が「情報行動」と「消費行動」を明確に区別していないことから、「Pool(情報を引き寄せ貯めておく)」→「Ignite(気持ちに火が点く)」→「eXpand(体験をやってみて情報圏を拡げる)」という行動をループさせながら自己充足を図っていることを発見し、「PIXループ™」が誕生した。

▲さまざまな「情報引き寄せプール」例と「欲求」との関係

この生活者主体の情報/体験行動ループの中に、いかに企業/ブランドが入り込み、消費(購買/契約)行動に結びつく施策をプロットしていけるかが、これからのマーケティングの成否を握ると考えられるそうだ。

▲生活者を行動に向かわせる「トリガー」

また同研究所は、このモデル化に合わせて「PIXループ™プラニングWAY」も開発した。「PIXループ™」を基盤に、生活者を動かす行動デザインを4つのフェーズで捉え、プラニングしていくものとなっている。End