NEWS | インテリア / コンペ情報
2019.11.19 17:05
ハンガリーの大手電力会社「MVM Group」が開催したデザインコンペにおいて、ブダペストに拠点を置くHello Wood Studioが勝利を収めた。このコンペはスマートスクール・イニシアチブの一環で、屋外スマートファニチャーを4つの教育機関に提供するというものだそうだ。
同スタジオが手がけたのは、「City Snake」と「Fluid Cube」という2種類の木製家具。City Snakeは、文字通りヘビのように蛇行するベンチで、全長は765 cm。2枚のソーラーパネルが内蔵されており、USBでスマホの充電ができ、夜間には照明としても機能する。
Fluid Cubeはおよそ3×3×3mの立方体のベンチで、天井にはソーラーパネルを設置。こちらもUSBでの充電や照明の機能を備えている。
このプロジェクトの目的は、授業の合間に一息つくためのものだそうで、今回は大学、2つの高校、小学校に提供され、校庭に設置されるそうだ。