NEWS | インテリア
2019.11.18 13:56
ベルギーの家具デザイナー「Casimir」が手がけた木製チェスト「Chest1」と「Chest2」は、一般的な道具や原型となるデザインを新たに解釈し、原形をなくすことなく、新しい機能を加えたものだそうだ。
ローチェストの「Chest1」(80 x 120 x 60 cm)とハイチェストの「Chest2」(180 x 50 x 120 cm)は、道具類をなかに収納して運搬するための木箱として使え、1台のチェストが包装材や木枠になってくれる。さらに、スムーズに使える引き出しがあるので、家具やクローゼットとしても使用可能。
形状や大きさ、硬さや耐久性に優れているので運搬用に使えるだけでなく、繊細な仕上げと厳選されたオークの無垢材を使用しており、大切なものを保管するための上質な家具としても使える。
以前からある原形としての家具を疑い、再考して多様な用途を新たに与えることこそ、Casimirのデザイン哲学の本質といえるだろう。