ソニーは、自律型エンタテインメントロボット「aibo」（アイボ）の開発環境として、ソフトウェアAPI（アプリケーションプログラミングインターフェース）を2019年11月11日（月）より一般公開した。

このAPI公開は、aiboのライセンスプログラムで、開発に必要なaiboへのアクセス手順や各種ドキュメント類をまとめた「aiboデベロッパープログラム」を通じて実施。また、子どもや初心者でも、ドラッグ＆ドロップなどの簡単な操作でaiboのプログラミングにチャレンジできるツール「aiboビジュアルプログラミング」もあわせて公開している。

このaiboのソフトウェアAPIは無償で利用可能で、aiboの動きなどをプログラミングできるもの。特長としては、一般的なロボットのAPIとは異なり、プログラムを実行したときにaiboの心理状態によって異なったふるまいをすることがあり、aiboらしさを残しつつプログラミングを楽しめるように、aiboの感情を尊重したAPIとなっている。

たとえば、吠えるAPIを実行した際に、aiboの感情の状態によって、明るく吠えたり、怒ったような吠え方をしたりすることがあり、明るく吠えてもらうためには、aiboを撫でたり、ほめたりして機嫌をとる必要があるそうだ。