秋田県は、統一感のあるイメージで秋田の魅力を発信するため、2010年度から「あきたびじょん」の取り組みを進めており、この度、あきたびじょんアドバイザー 梅原真のプロデュースにより、新ポスターを作成した。

2019年は、昨今のインバウンドの拡大を受け、国内外へ秋田を強く印象付けるグローバルな「AKITA VISION」を表現したポスターを作成。

なまはげが日本を飛び出し、世界の悪い子を叱ってくれる、そんなメッセージを持つ新ポスターのコンセプトは「Any bad kids? 世界は悪い子であふれている？」。国籍を問わず、言葉で説明しなくとも、被写体のなまはげが悪い子を懲らしめるというイメージを伝えることができるユニバーサルなデザインだ。

ポスターで使用したなまはげの写真は、フランスの写真家 シャルル・フレジェが男鹿市を訪問し、撮影したもので、写真集「YOKAINOSHIMA」の冒頭を飾る代表作品のひとつ。フランスで開催された展示会では、主要作品としてフライヤーに使用されるなど、大きな話題となったという。

今後、同ポスターは、秋田空港、秋田駅、あきた美彩館など、県内外の主要施設で掲示されるほか、県外、国外で実施する観光・物産イベントでもお目にかかれるそうだ。