NEWS | コンペ情報 / プロダクト
2019.11.07 16:52
米アトランタのデザインオフィス「Maven Design」が手がけた「Yield」は、使いやすく、ユーザーの手間を最小限に抑えた、地中埋め込み型のコンポスト容器だ。
ニューヨークに拠点を置くオンラインデザインマガジン「Core77」主催の「Core77 Design Awards 2019」の「ホーム&リビング」部門で入賞した作品で、従来のコンポストの問題を解決するものだそうだ。
同品では、コンポストに必要なスペースを削減しながら、天然のコンポスト装置であるミミズのような虫を使って、庭で有機物をすばやく分解。有益な微生物を土壌に送り出してくれ、周囲の野菜や花に肥料をやることもできる。もちろん虫は地中にいるので、わざわざ容器から取り除く必要もない。
また、底の部分が四角錐になっていて、個人で簡単に設置が可能。必要に応じてモジュール式の容器を積み重ねることで、システム自体をスケールアップさせられ、これを活用すれば世界の温室効果ガス排出量の削減にもつながるとしている。