宇宙と地上の双方向エンターテインメント番組が登場!?
「きぼう」船内に「The Space Frontier Studio KIBO」開設へ

▲イメージ図(今後の調整により、実際と異なる場合あり)
提供:バスキュール/スカパーJSAT/JAXA

JAXAと、クリエイティブチーム「バスキュール」、およびスカパーを提供する「スカパーJSAT」は、国際宇宙ステーション(ISS)にスタジオを開設し、「宇宙メディア事業」の創出に向けた活動を始動すると発表した。

バスキュールは、2020年以降のフェーズ1において、「きぼう」船内に番組スタジオ「The Space Frontier Studio KIBO(きぼう宇宙放送局)」を開設。国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士とともに、宇宙に設置されたディスプレイを介して宇宙と地上でリアルタイムにコミュニケーションが楽しめる、双方向ライブ配信の開始を予定している。

▲提供:バスキュール

また、きぼう宇宙放送局から届く番組は、スカパーJSATとともに、BSスカパー!やYouTube、SNS等で放送・配信をする予定だ。

同プロジェクトでは、無重力空間の中で、宇宙飛行士自らがカメラマンやライトマンとなって、宇宙からのライブ配信に挑戦。国境のない地球を眺めながら、国も言語も世代も性別も違う人々が笑顔でつながりあう番組を目指すという。

▲提供:バスキュール

また、ミュージシャン、俳優、アスリートなどの著名人にも協力してもらいたいとしており、宇宙を舞台にしたどんな双方向エンターテインメント番組が登場するか、今後の展開に注目しよう。End