富山県が工芸ならではの魅力を発信するコンペ
「国際工芸アワードとやま」出品作品を募集

富山県は、50歳以下の国内外の工芸に携わる作家、職人、デザイナーなどの若い「工芸人」を対象とした「国際工芸アワードとやま」を実施する。

同アワードは、2017年度に富山県で開催した「国際北陸工芸サミット」での「U-50 国際北陸工芸アワード」の成果を踏まえて新たに開催するもので、2019年度より3年計画となる。

このアワードでは、世界各地の工芸の伝統的な技術や素材を活かした表現力・独創力に富む作品や、制作工程の中で必ず「手仕事」が施されている作品を応募対象としている。2019度は公募・1次審査までを、2020年度には2次審査・展覧会・授賞式を行うほか、入賞者等と県内工芸作家・企業等との交流プログラムを予定。また、2021年度には前年度の交流プログラムを踏まえ、作品の協同制作プログラムを行う計画だ。

▲前回開催時の審査風景

伝統と革新を表裏一体に併せ持つ「工芸」ならではの魅力を発信し、新しい工芸の活動を実践している「工芸人」を募集している。応募方法は、公式ホームページよりエントリーする。一次審査の締め切りは2020年1月10日(金)となっている。End