プレミアム水栓金具を展開するドイツのAXOR（アクサー）。フランスのデザイナー ジャン=マリー・マッソー（Jean-Marie Massaud）を迎えたコレクション「AXOR Edge」は、20世紀初頭にアバンギャルディストたちが好んだキューブにさらに磨きをかけた製品だ。

幾何学的な形状と超精密さがラグジュアリーに共存したコレクションで、全体的な印象として非対称的に設計したという。

カラーは洗練されたゴールドとブラッククロームを中心に7色を用意。ゴールドは豪華なエレガンスを象徴し、バスルームに温かみのあるアクセントをもたらしている。また、ブラッククロームは、表面は高度な光沢仕上げとし、このコレクションを象徴するプレステージを最大限に際立たせている。

また、表面とエッジの完璧な仕上げは、最高レベルの精度を誇る技術の賜物だという。今回、AXOR Edgeのために、最先端のダイヤモンド加工機を開発。航空宇宙産業やレーザー産業で使用されるようなダイヤモンド工具を使っているが、真鍮ブロックの表面をマイクロメートルの精度で研磨するなど、微細な構造まで同じ方法で作り出すことができ、光と影の魅力的な戯れを生み出している。