コペンハーゲン大学に登場した複合施設『Karen Blixens Plads』
「自転車の丘」と呼ばれるユニークな起伏が特徴

デンマーク・コペンハーゲンに登場した「Karen Blixens Plads」は、コペンハーゲン大学の新校舎とアマー島の自然保護区のあいだに位置しており、庭園と広場が一体になった複合施設である。

敷地面積が20,000m2以上を誇り、同市でもっとも大きな公共広場の1つだそうだ。広場には花壇のほかに、建築設計事務所 COBEがデザインした「自転車の丘」というユニークな起伏がある。

この起伏の上は学生が集会スペースなどとして利用でき、下は2,000台を超える自転車の駐輪スペースがあり、その3分の2は屋根付きスペースとなっている。

かつてのたんなる駐輪スペースをKaren Blixens Pladsへと転換することで、緑をもたらし、気候変動への対応、生物多様性を促すなど、近隣のオープンな景観と都市のなかで駐輪スペースを確保したい大学側の要望を結びつけている。End