NEWS | アート / 展覧会
2019.10.24 17:26
ロンドン・ケンジントンにあるジャパン・ハウス ロンドンは、2019年11⽉21⽇(木)から2020年3⽉22⽇(⽇)まで、ビジュアルデザインスタジオ WOWの展覧会「WOW:City Lights and Woodland Shade 都市の光、郷の灯」を開催する。
WOWにとって英国初個展となる同展では、⽇本の「都市の未来」と「地⽅の永遠性」を表現するインスタレーション2作品を展⽰。
「Tokyo Light Odyssey(トーキョー・ライト・オデッセイ)」は、東京の夜景を360度の全天球型ムービーで映し出す映像インスタレーション作品で、暗闇に浮かび上がるコンビニのロゴや駅のネオンといった⾒慣れた東京の街の断⽚を全⽅位モーショングラフィックスでゆがめ、東京の都市⾵景を全く新しい姿で表現するという。
一方、「POPPO」は、⽇本の地⽅に焦点を当てた体験型のデジタルアート作品で、仙台で誕⽣したWOWが、東北の郷⼟玩具「こけし」と⽊彫玩具「お鷹ぽっぽ」をモチーフにした3作品を展⽰する。
タッチディスプレイを⽤いてオリジナルの⽊⼯⼯芸を作り、それをデジタルアートとしてギャラリーの壁に投影して作品の⼀部として展⽰できるものや、フォトブースで顔写真を撮影して、⽊彫りのこけしに⾃分の顔を投影した⼈形を作れるものなど、さまざまな展⽰が用意されるそうだ。
なお、同館では、建築評論家・五⼗嵐太郎が総合監修する「窓学(仮題)」が2020年4⽉から6⽉まで、1964年の東京オリンピック・公式デザイナー 亀倉雄策に焦点を当てた「Tokyo 1964(仮題)」が2020年7⽉から9⽉まで開催予定となっている。