NEWS | サウンド
2019.10.17 15:16
ソニーは、没入感のある立体的な音場を実現する新たな音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」の提供を開始する。
2019年1月の「CES 2019」で発表された360 Reality Audioは、オブジェクトベースの空間音響技術で実現される音楽体験。コンテンツの制作時には、アーティストやクリエイターの創造性や音楽性にしたがって、ボーカル、コーラス、楽器などの音源に位置情報をつけて球状の空間に配置することが可能だ。
また、コンテンツの再生時には、アーティストと同じ空間にいるかのような、音に包まれる体験を楽しめるそうだ。
2019年秋に欧米などから、Amazon Music HD、Deezer(ディーザー)、nugs.net(ナグズネット)、TIDAL(タイダル)の4つのストリーミングサービスを皮切りに、コンテンツ約1000曲がこの新しいフォーマットで順次配信される。
サービス開始時点では、Deezer、nugs.net、TIDALは各ストリーミングサービスの対応アプリをインストールしたAndroid™ / iOSのスマートフォンとすべてのメーカーのヘッドホンを組み合わせた際に、また、Amazon Music HDは対応スピーカーであるEcho Studioで再生可能となる予定だ。