トヨタ自動車が東京オリンピック・パラリンピック仕様の
Autono-MaaS専用EV「e-Palette」の詳細を公表

トヨタ自動車は、東京2020オリンピック・パラリンピックで使用されるAutono-MaaS(同社の自動運転車によるモビリティサービス)専用EV「e-Palette」の詳細を公表した。

今回公表された東京2020仕様車は、前後対称の箱型デザインを採用し、タイヤを四隅に配置することで、広い室内空間を確保。身長に関係なく使いやすい手すりやシート、色弱者にも配慮し色の明度差をつけた床・内装トリム・シートなどを備えている。

また、大開口スライドドア、低床フロア、電動スロープ、停留所への正着制御の採用により車椅子ユーザーを含めた複数人のスムースな乗降を実現。最大4名の車椅子ユーザーの乗車が可能だ。

さらに、トヨタの車両制御プラットフォームに専用開発の自動運転システムを搭載し、高精度3Dマップと運行管理による低速自動運転を実現した。自動運転時には、歩行者とコミュニケーションができるよう、アイコンタクトのように車両の状況を周りに知らせるフロント及びリアのランプを採用している。

e-Paletteは2019年10月24日(木)から11月4日(月・休)までの12日間、東京ビッグサイトを中心に開催される第46回東京モーターショー2019 トヨタブースに出展される。End