森ビルが「森ビルアーバンラボ」創設
都市と東京の未来を考えるための研究施設

森ビルはこのほど、都市全体を俯瞰し、都市と東京の未来を多角的に考えるための研究施設「森ビルアーバンラボ」を創設したと発表した。研究目的のため、一般には非公開だ。

1959年の創業以来、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、変わり続ける時代の中で「未来の都市はどうあるべきか」をたえず考えてきたという森ビル。

20年以上も前から、巨大な東京の都市模型を独自の技術でつくり、ニューヨークや上海の都市模型と比較しながら、国際都市・東京の未来について様々な立場の方々と共に考え、議論を深めてきたそうだ。

▲ 1/1000スケールの巨大な都市模型

▲360度の巨大なパノラマスクリーン(6m×26m×4面、スクリーン面積約620㎡)

そこで、国際都市間競争がますます熾烈化するなか、巨大な都市模型にプロジェクションマッピングなどの最新テクノロジーを効果的に組み合わせた、「森ビルアーバンラボ」を創設した。

巨大な東京の都市模型のある大空間「シアタールーム」は、壁面に都市模型を囲むように 360度の巨大なスクリーンを設置。約30台の高精細プロジェクターと最新鋭の映像技術によるさまざまなプロジェクションマッピングを駆使し、多種多様な視点から東京を捉えて、都市の未来を考え、議論するためのツールにしたいとしている。End